季節の変わり目の秋、急に寒くなると風邪を引いたりするのが心配ですね。
昨今はコロナへの感染も心配です。
ウイルスに対抗する免疫力を上げたいとき、肝心なのが実は腸です。
なぜなら、腸は栄養とミネラルの吸収や不要な物の排泄を行うだけでなく、
異物を見分けて侵入を防ぐ、免疫機能にとっても要の大切な臓器だから。
なんと、免疫細胞の70%は腸で作られています。
腸を健やかに保つことが免疫力アップにつながります。
腸の元気に大切なことは、大きく分けて3つあります。
①食生活
規則正しく1日3食、納豆やヨーグルトなどの発酵食品や
食物繊維が豊富な野菜や海藻類、豆類をよく噛んで食べるようにしましょう。
お腹が冷えやすい人はサラダよりも温野菜や野菜スープがおすすめです。
なかなか難しい場合は乳酸菌を意識して摂りましょう。
起床後15~19時間後は腸の修復タイムなので、その時間までに消化を終えているのが理想的ですが
夜遅い時間の食事になってしまったら
消化に時間のかかる肉や脂、食物繊維が豊富な食品は避けて
その分、しっかり朝食を食べましょう。
②日常生活
出来る限り毎日入浴し、よく歩くようにしてお腹周りの血流を良くしましょう。
③ストレスマネジメント
3つの中で一番大切なのが心のストレスを減らすことです。
友人とのおしゃべりも難しい昨今ですが、ゆっくり深呼吸したり、
好きな香りのお茶やハーブティーで一息入れるのも良いですね。
イライラ防止のカルシウムや憂鬱な気分を防ぐビタミンB6を含む食品の摂取も大切です。
カルシウムは乳製品以外にも高野豆腐や切り干し大根にも多く含まれています。
ビタミンB6はバナナや焼き芋、にんにくやマグロに多く含まれています。
実はビタミンB6など、多くのビタミンは腸内細菌によって合成できます。
腸を元気にして季節の変わり目を乗り切りましょう。